’07.8.2
別世界にすっぽりはまって、やっと「ラムの世界」に戻ってきた感じです
梅雨も明けて暑い毎日ですが気が付いてみれば早や8月、早朝の散歩で見かける稲もはやいものは実をつけてうなだれています
まだ大半の稲はやっと花が咲き始めたころで、夏の太陽は私たちにとっては苦痛の元ですが、稲にとってはこの時期欠かせないのでしょう

この頃の早朝散歩は、いつもの花見川一周の散歩の途中に新しい橋ができたこともあって、散歩の距離は半分、約30分の散歩になってしまいました。
私にとってはちょうどいい距離ですが、サリーにとってはいささか物足りないようです

それでも途中であごを出して歩く私に、主人の次の一言は大いなる励みなのであります。
「早く帰って、美味しいご飯を食べようね」
この声を聞くとがぜんサリーよりも先に歩きはじめる私を見て、主人はよろこんで、いつもはサリーに後れを取る私を更に励ますのであります。

さて、別の世界にはまったといいましたが、どんな世界か、その一端をご披露します。
「セカンドライフ」という3D仮想空間ゲームで、私たちの写真を展示したギャラリーを作りました。
そのギャラリー、遠めでみると正面と裏側が犬の顔をした建物です。これは主人がそう思っているだけで、皆さんがそう見えるかははなはだ疑問です。

建物は2階建てで、2階がギャラリー、1階が展示する写真の工房になっています。
この工房で、ゆくゆくは犬のブリーディングをしたいと計画しているそうです。ブリーディングとは言いえて妙でありまして、何のことはない犬のアイテムを作ろうというものです。
仮想空間では遺伝病もありませんし、ブリーディングの色んな悩みもありません。主人にとってはリアルの世界で果たせない夢を、バーチャルでやってみようとでも思っているのでしょう。
そんなアイテムの参考になるものを、「NAKANOKU」というSIMで見かけました。
見かけはしま馬、顔はトラ、オーナーに聞いたらトラだと言ってました。もっともこのオーナーは喫茶店をやっていて、その名も「タイガー・カフェ」というのでタイガーのつもりでしょう。
この程度ならと、主人は意を強くしたようです。ただ、色んな動作をさせるとなると、並大抵の知識ではちょっと無理だとは思っているのでありますが。

そんなことを夢に見ながら、ギャラリーの中で夕闇に包まれてぼんやりと外を見ているのもいいものですね。
間もなくこの先にはまた新しいSIMができるんだそうです。
今度「ラムの世界」に戻ってくるのはいつのことか、私たちの世話だけはちゃんとみてやってくだしいよ。