’00.10.8

今日は朝の7時、花火が盛大に鳴り始めました。なんでも町内会の運動会とのこと。当然我が家のご主人達も運動会に参加すると思いきや、二人してどこかへ出掛けてしまいました。
そんなことで夕方まで、上の兄さんと留守番をすることになりました。今や我が家で唯一、わたしと対等な立場で付き合ってくれるいいお兄さんです。ご主人達は、早くどこかへ出ていって欲しいといってますが、わたしはいつまでも相手になってもらいたいと思っています。

夕方になってご主人達が帰ってきました。食事にはまだちょっと間があると思っていましたら、主人が散歩に行くぞと準備を始めました。この散歩は、わたしはちょっと気が進みません。というのも、朝に出るものも出なかったので、運動をすると途中で催してしまいそうだからです。

わたしは小さい時から、庭以外の外で大も小もしたことがありません。日帰りの旅行に行った時も、結局家に帰ってくるまで、外でしたくも出来なかったので我慢してました。
そんなことで今日の散歩は、きっと途中で大の方を催す予感があったので行きたくなかったのです。
最近は散歩で見かけるワンちゃん達は、たいていご主人が小さなショベルとビニールの袋を持っています。大変いい習慣だと思います。
逆にわたし達は、それらしきグッズを持って歩かないこともあって、大丈夫なのかなというような視線を感じることがあります。万一に備えビニールの袋を持って出るのですが、ポッケに入れているので外から見えないからでしょう。

散歩の途中、近くのおばさんに「あらラムちゃんお散歩、いいわねー」なんか言われて、しばらく行くと・・・予感は的中しました。いつもの田圃の道に差しかかる前に催したのです。こんな時どうしようもなく立ち止まってしまいます。
主人はそれと察知して、家へUターン、さっきのおばさんを追い越して行くもんですから、「あらラムちゃんどうしたの、もうお帰り」 なんかいわれて、主人共々ばつ悪く家へ帰ってゆきます。

帰ってからすぐに思いが遂げられすっきりするんですが、なんとも情けない散歩ですいません。