’00.11.18

一雨毎に寒くなると言いますが、この所毎日のように雨が振り肌寒い天気が続きました。今日は久々の晴れ間。ただ朝晩は、めっきり寒くなりました。
リビングでは暖房機が働き始めた様子、そろそろと思ってましたがやっとその日がやってきました。食事のテーブルの下に床マットがひかれると、ご主人達の機嫌のいい日はわたしも床マットの上でくつろげるという訳です。今朝はその待望の暖房床マットが引かれました。

「ラム、来い」 そら主人のお呼びだ。堂々とリビングに入れる・・「ハイハイ」 声には出ませんが、いさんでリビングに入っていきマットの上に一目散。一通り臭いを嗅いでのチェックが終わると、ほんわかと暖かいマットの上で横になりました。

わたしの仲間の生活振りは、ご主人達の考え方、種類、そして性格によって、主たる生活場所が外であったり、完全にご主人達の家の中であったり、自分用のマイホームを持っていたり、そしてわたしのように家の中か外か判然としない中途半端と色々のようです。
羨ましいのは、生活場所が家の中ばかりか、寝食を共にすると言うかご主人達と一緒に寝せてもらっている仲間も居ます。

わたしの本音を言わせてもらえば、やはり家族の一員ですからできるだけご主人達と一緒に生活することです。わたしの遺伝子は、家族と共に生活するように組み込まれて居ます。本質的に、一人で居ることはとても苦痛なのです。
とても家の中に入れて置けるような犬ではないと言われるかもしれませんが、習慣と裏腹の問題でしょうね・・・・とここまで思いをめぐらせていると、テーブルの上で耐えがたき食べ物の匂い。朝食は済ませたんですが、食べ物の匂いを嗅ぐと体がじっとしていません。

「ラム、座れ。しばらく振りなんでマナーを忘れたようだな。何か考え事をしているように静かにしていると思ったんだが。」
そういって席を立った主人は、「ラム、ハウス」 ということでまた玄関のゲージに逆戻り。シーズンは始まったばかり。ま〜いいか、先は長い。