’99.9.25

ここのところ毎日のように、台湾での大地震のニュースが伝えられます。地震が起きるたびに、大勢の犠牲者が出るのは本当に心が痛みます。
テレビの映像で、わたしたちの仲間が犠牲者の捜索に活躍するのを見るにつけたしも安閑として居れないのですが、如何ともしがたい気持ちです。

救助活動で、鼻が大事な役割を果たすのは言うまでもありませんがく嗅覚でなく、鼻そのものの役割もバカにならないのです。

わたしの鼻はひとなみ、いやイヌ並以上に大きいように思います。実はこの鼻がたいそう役立つのです。先ず主人やお母さんが手を握って出てくると、 その中にはきっとわたしへのおやつが握られています。そこでこの鼻をこぶしめがけて突き上げると、手を開いておやつをくれます。
扉の開け閉めにもこの鼻は欠かせません。鼻力には、主人もほんとに驚いているようです。

この鼻でわたしが最大限アッピールしたいのは、わたしと遊んで欲しいときです。 ボールをくわえては、紐をくわえては鼻で主人の膝をつきあげて遊んで欲しいとさそいます。 意思表示が限られているわたしの訴えを分かってもらえたときは、本当にうれしいものです。