’02.2.17

寒い北風の強い日が続いた後、昨日は久し振りに千葉は暖かい日でした。そして今日は夕方から雨、久し振りの雨でカラカラ空気もやっと優しくなりました。

暖かな昨日、突然お母さんが帰ってきたのです。なんでも外泊の許可がでたということで、きのう今日と家に帰ってきました。
久し振りのお母さんで、きのうからサリーそっちのけでわたしはお母さんにべったりです。サリーは当然わたしのような感慨もあるはずがなく、ゲージの中でリラックス。
すっかりこの家の雰囲気にも慣れたようで、わたしがお母さんの足元で横になっていると、サリーはいつのまにか前足をなげだしたり、後ろ足を投げ出したりしての大胆な昼寝を決め込んでいました。

そして今日の夕方、下の兄さんの家族も来て、お母さんを囲んでの夕食が始まりました。サリーは初めての人ばかり、お愛想を振りまきながら遊んでもらっています。
わたしは、久し振りのお母さんと、下の兄さん家族と会って、テンションは上がりっぱなし、興奮状態でサリーの呪縛から開放され、居間の中を掛け回りました。
そしてお母さんが病院に戻る時間になって、わたしの興奮は頂点に達しました。みんが玄関に行くと、わたしもお母さんと行くものと思って出ます。主人の声は聞こえましたが、とにかく皆と出かけるんだと思い込んで玄関口でうろうろ。主人の声がますます大きくなりますが、何だかよく分かりません。「ハウス、ハウス」

とうとう、主人に伝家の宝刀を抜かせてしまいました。わたしの首筋を強くにぎります、わたしは思わずギャンと声をあげ、居間にもどりました。
心配げにサリーも柵の中でヒ〜ン、ヒ〜ンと鳴いています。主人達は時間がないと見えて、そんな雰囲気のままわたしとサリーを置いて出て行きました。きっと主人の気持は、心配で心配でたまらなかったと思います。
1時間以上たったでしょうか、主人がそっと帰ってきました。わたしはソファーの上、サリーはゲージの中で寝息をたてています。