’02.5.11

肌寒い雨の日が続きます。雨の日は、わたしも主人達もちょっとばかり一日の行動計画を思案せねばなりません。サリーと、この雨の一日をどう過ごすかと。
サリーも生まれて5ヶ月が経過しました。歯も永久歯に生え変わり、行動もますます活発になり、石で鍛えた歯はもう何でも破壊する威力を秘めています。こんなサリーと一日中狭い居間に一緒にいると思うと、どんなことになるか想像すらつきません。

あいにく雨の昨日はお母さんが昼から病院にリハビリに行く日です。3月のはじめの頃は、サリーのお昼寝の時間と出かけるタイミングが合っていたので、帰ってくるまで寝ていることが多く、特段の心配も要りませんでした。リハビリは主人が病院まで一緒に行くので、その間はわたしとサリーで留守番ということです。
4月になると、昼寝のタイミングは変わりないんですが、留守の間に起き出すことが多くなり、そうなると悲劇がはじまります。サークルの中は見るも無残な修羅場と化すのです。
そんなことが続くものですから、天気のいい日は、わたしと一緒に庭で過ごすことになりました。庭にいればわたしも相手になれますし、穴を掘ったり、木にジャンプして実を取って食べたり結構遊びには事欠きません。
しかし、昨日のような雨の日は家の中にいるしかありません。それも最近はあまりお昼寝もしなくなったので、さてどうするか。

サリーに必要な運動量がどう変わっているのか、わたしの時もきっとそうだったんでしょうが自分のことはあまり記憶にありません。しかし、サリーを見ていると、4ヶ月に入ってから急に運動量が増えたように思います。それも、突然意味もなく一人で走りまわるのです。狭い庭を駆けずり回ったかと思うと、最後のブレーキは、わたしに猛突進して止まるのですからたまったものではありません。
裏庭に一緒に出ると、サリーは走りたい走りたいとリード引っ張ります。主人がリードを解いてやると、力いっぱい向こうの方に突進しては輪を描いてこちらの方に戻ってきます。最後は、やはりわたし目掛けて突進です。

体力も付いて来た、石をも削れる歯もそなわった、そしてありあまるエネルギー、破壊の力のはけ口を虎視眈々と狙っているサリーに対して、雨の日のリハビリに出かける主人達の取った手段は・・・サリーを一緒に連れて行くことでした。な〜んだ、つまんない。