’02.5.14

さて、サリーがリハビリに連れていってもらった報告が主人よりありました。

わたしもサリーと何回か車に乗ったことがあります。ドッグカフェのスプラッシーさんに行く時、わたし達の動物病院に行く時、そして公園に車で遊びに行く時なんか一緒に乗って行きます。
車は小さなワンボックスカーですが、普通車より車高が高いこともあって、サリーはまだ一人では乗れません。降りる時はうまいこと飛び降りるのですが、乗る時はわたしのように助走の要領がまだ分かってないようです。
仕方なく主人が抱きかかえて乗せるのですが、多分20キロは優に超えてると思います、抱き上げるとよろよろするので主人が可哀相になります。

わたしが最初に車に乗せてもらったのは、助手席のお母さんのひざの上でした。だけどどういう訳か落ち着かなくてじっとして居れず、何回目からかはケージに入れられるようになりました。助手席に一人で乗せてもらったのはずいぶん経ってからのことです。
サリーは、はじめての時から助手席に乗せてもらって、主人と二人で動物病院に行きました。お転婆のサリーが助手席にうずくまって、主人の膝に頭を乗せおとなしかったと主人はえらく喜んでいました。
その後一緒に乗ったのですが、確かに人が、いや犬が変わったみたいにおとなしいのです。だんだん主人の膝に乗り上がっていき、ハンドルと膝の間にしゃがみこんでしまうのです。そのためハンドルの操作ができなくなるので、サリーを脇の方に寄せるのですが、また膝に乗ってきます。わたしが見る限りでは、只単に車が恐くってしかたないんじゃないかと思うんですが。

そんな状態でサリーは助手席に、お母さんは後部座席に座って病院に行ったそうです。病院に着いてからお母さんのリハビリが終わる迄の1時間、往復の移動時間1時間半、つごう2時間半のあいだサリーは途中寝ることもあったそうですが、借りてきたネコのように静かにしていたそうです。信じられません。
わたしも、最近はいつもサリーと一緒に乗るのですが、わたしは静かに座って外を眺めています。とき折り主人から言われます
「ラム、もっと奥に座って。そんなにサリーにもたれ掛からないで、ますますハンドルが動かせなくなるじゃないか」
だってわたしと主人の間には、いつも邪魔なサリーがいるじゃ〜ありませんか。わたしを主人の横に座らせてくれたら・・・。