’02.8.13

朝の散歩で通る田圃の稲は、どれも一杯の実を付けてうなだれてきました。今月末にはもう稲刈りが始まるでしょう。どの田圃もすずめよけの工夫がされていますが、すずめ達はそれにはおかまいなく群れをなして、田圃から田圃を渡り歩いています。

この時期のわたしの好きな食べ物と言えばスイカやナシです。去年まで結構食べていたはずのこの好物が、今年は臭いだけかがされて一向に口に入ってきません。
何回かスイカとナシを頂いたのですが、食べた後決まってサリーが下痢をするということでそれ以来主人達の食べている臭いを嗅ぐだけです。
それでも時々お母さんが食べている時は、傍で頑張っていると分けてもらうことがあります。だけど決まってサリーが下痢をするものですから主人に分かってしまい、最近は粘って座っていてもお母さんからもおこぼれにはありつけなくなりました。今日もお母さんがナシを食べています。

どんなにお昼寝をしていても、スイカやナシの臭いがすると必ず目が覚めます。そしてお母さんの横に座って、食べ終えるまでがんばります。
お母さんも食べにくそうですが、わたし達も食べたいの一身です。そのうちよだれがツツツと流れ落ちますが、サリーはと見ると両の口端からつららのようなよだれをたらしているではありませんか。
それでもサリーのためにお母さんはもくもくと食べます。わたしもサリーもその一部始終を見守っています。
お互い、ほんとに辛いものがありますです。はい。