’02.8.23

収穫前の稲がこの前の台風13号のため倒れた所にまた雨が降って、田圃のあちこちで穴ぼこが開いたようになっています。このままだと倒れた稲は腐ってしまうので、稲刈りも早まることでしょう。

その田圃を抜ける農道で、散歩の時必ず出会うワンちゃんが何匹かいます。黄ラブのA君、黒ラブのBちゃん、そして柴犬のC君、何回も会っているのにまだ名前を知りません。
お母さんだったら、とっくの昔に名前を聞き出しているでしょうに、主人はこの手の会話は上手くないようです。もっとも相手のご主人も男の人で、もっぱら世間話はしているようですが、今一歩踏み込んだ話ができないようで、わたしの方がじれったく感じます。

わたし達ときたら、あいさつが済むともう打ち解けて相撲まがいの取っ組み合いを始めます。いや、始めるのはサリーの方で、わたしは傍で主人達の会話を聞いている方です。
そんな取っ組み合いをするサリーを見ているんですが、今日見た取っ組み合いは、やはりどこか違っています。その相手は、・・・半年振りに会った兄妹の大祐君です。場所も生れた実家ですから、これ以上遠慮することは何もありません。

お母さんとわたしはテーブルの傍でこの様子を見てましたが、あたりを見まわすと、チーム・スプラッシーの面々が回りを取り囲んで暖かく見てくれています。
こんな時は、わたしも加わりたいと思わず声を出してしまうところなんですが、この時ばかりは主人とサリーが戻ってくるまでお母さんの傍で我慢をしていました。

かくして大祐君との再会を果たしたサリーは満足げに帰路に着きましたが、一緒に帰るサリーのことを思うと、この兄弟も別れてから半年の間にそれぞれいろんな経験をしてきているんだろうな〜と、ひとごとながら考えてしまいました。
皆が再会するときは、わたしも是非立ち会ってその成長振りを見たいものです。