日記347

’０３．３．３

３月も日が過ぎて今日は３日、主人の時計では２月３１日。
もう何十年と使っている腕時計は、最近のようにうるう年まで計算して日にちを出してくれるものとは違って骨とう品。日の足りない月は手動で修正せねばなりません。

昨日は一日猛烈な北風が吹き荒れ、冬に逆戻りしたような天気でした。今日はそれに比べ曇ってはいますが穏やかな暖かな朝です。
天気予報では日中は南風が吹き込んで、春一番になるかもしれないと言っています。春先は毎日のように強風が吹き荒れるのにはうんざりします。そんな昨日は花粉も荒れ狂って吹雪となって舞ったでしょう、そんな中、完全防備の主人と午前中の散歩に出掛けました。

いつもの花見川に抜けるあぜ道に差し掛かったとき、この強い風の中頭上でひばりのさえずる声が聞こえてくるではありませんか。田圃の上空高くこの風にあおられて、あっちこっち飛ばされながら鳴いているのでしょう、声はすれども姿を見ることはできませんでした。

春の訪れを実感しながらの散歩の帰り道、こんどはまた頭上をすごい音をたてながら飛んでいくヘリコプターに遭遇。
風に逆らって飛んでいるので音の割にはスピードがでていません。風に流されながらの飛行ですので、機体は少し左に向いているのですがその姿勢で真っ直ぐ飛んでいます。赤い機体がなんともいじらしく感じられます。

地上の様子にさしたる変化がまだ感じられない中、昨日は空を見上げての散歩とあいなりました。