日記352

’０３．３．２３

今日は午後の３時頃から散歩に出掛けました。花見川のサイクリングロードは本格的な春の陽気で、多くの人が散歩をしています。
主人も着ていたジャンパーを脱いで腰に巻いての散歩となりました。もういい加減な年なので、あまりみっともない格好はわたしの方が恥ずかしくなります。

サイクリングロード沿いには桜の木が植えられています。東京地方の開花予報は今月２９日といわれていますが、桜のつぼみはだいぶふくらんでいます。
つい最近まではチャッチャッという笹鳴きをしていたうぐいすが、今日はあの鳴き声がはっきりと聞こえます。
花見川の土手でよもぎを摘んでいる人もいます。まだ土に張り付くようにしか芽が出ていませんが、よくみると土手一面に生えています。
寅さんの生まれ故郷の柴又では、荒川の土手に芽を出したよもぎを摘んで作った、よもぎ団子なんかが売り出されていることでしょう。思い浮かべるのはやはり食べ物のことです。

そんな陽気の暖かい一日でした。夕食がすんでもまだあたりは明るく、春の宵という感じのする夕方です。
庭から奥の原っぱを見ていると主人がやってきました。座っているわたしの後ろに腰をおろし、わたしを包むように首に手を回しています。
「ラムの体はドッグフードだけでこんなに暖かいんだ」　何だかつまらないことに感心していると思いながら原っぱの上を見上げると、こうもりが一匹飛んでいます。
こうもりも冬眠から覚め外にでて、いよいよ本格的な春が来たようです。お彼岸の３連休も今日で終わり、今週は本格的に暖かくなりそうです。