’03.7.20

太陽が顔を見せない梅雨空は、散歩も行きたい時に行けて都合がいいですが、こう長引くといささかうんざりします。
サリーが訓練所に行く前は、毎朝日の出とともに花見川一周の4キロコースを散歩していましたが、腰痛を一層悪くしてからの主人は、サリーが戻ってもこの散歩は復活しようとしません。それどころか、如何に動かなくてもわたしやサリーに運動させるか、いろいろと工夫をしているように見受けます。

朝は5時半にわたし達をケージから出してくれます。前のように、サリーが起きろコールをすることはいまのところありません。
これから散歩と思いきや、二人して裏の原っぱに出されます。ドッグランもどきでのフリーランで、朝の運動をさせようというようです。だいたい10本くらいサッカーボールを蹴飛ばして、サリーに取らせます。
猛然とボールを追っかけるサリーにとってはいい運動でしょうが、その間わたしはもっぱらあたりの草を食べています。ボールをくわえたサリーがわたしに向かって突進してくるので、その時だけはちょっぴり逃げるか体をかわす位がわたしの運動です。

昼間も曇りの日が多いので、庭で適当に遊んでいます。こんな時も主人はわたしにサリーの相手をさせようといろいろ仕掛けるのですが、乗り気でないわたしをあきらめて、サリー一人で遊ばせる工夫をしています。
サリーの小さい時サークルに敷いていたシーツがボロボロになって残っているのを利用して、両の端をくくってこぶを作り、ちょっとした綱引きのひもに仕立てています。これを一人サリーに引っ張らせようというものです。
主人が引っ張ってやることもありますが、門柱に挟んでおくとサリーの一人綱引きが始まります。
サリーに感心することは、ボール取りにしろ、一人綱引きにしろ主人が止めるまでやり続けることです。わたしには到底真似のできないことです。
7月もいつのまにか20日になりました。どんな夏がくるのか、運動するにもつらい季節です。