’03.12.10

ラム


サリー

ラム
サリー


ラム




サリー


ラム
「きょうは2才の誕生日だね。おめでとう。.
2才というと成犬とかアダルトとか呼ばれて、もう大人扱いされるんだから、少しはおちつかないとね」
「ラブにはね、3才神話ってのがあって、3才までは大人しくしなくってもいいんだって。ラム姉さん、いやラムおばさんは知らないの」
「おばさんって何よ、失礼ね。こう見えてもまだまだ若いんだから」
「だったらさ、原っぱに出たときは草ばっかり食べないで、私と一緒に少しは走ったらどうなのよ。一人でボールを追っかけるのはつまんないよ。主人も年だしさ」
「あんただってなにさ、最近寝ているときのいびきってすごいのよ。いびきをかくって年取った証拠よ。
わたしのことはさて置いても、主人のことそんな風に言うのは良くないと思うわ。何時もわたし達のことを心配してくれているんだから。年の割には良くしてくれていると思わない?」
「ラム姉さんこそ言ってるじゃない。まあ年のことは言わないで、主人やお母さんに心配かけないで元気でいるのが一番ね」
「そういうこと」