’03.12.18

朝の散歩も日に日に寒くなってきました。今朝は気温3度、日の出が6時45分ころなので、出発する6時頃はまだあたりがほんのり見える程度です。

散歩して暫くは、あたりの臭いを拾いながら歩くので主人によくチョークされます。傑作なのはサリー、タバコの空箱なんかが捨ててあると、パクッと口に入れ知らん顔し。だけど尻尾だけは急にぶんぶん振ってしまうものですから、主人にはすぐに見破られてしまいます。
今朝はまだ煙の立っている吸殻を思いっきり嗅いだようで、しばらくは体全体でクシュンクシュンしながら歩いていて、天罰とはいえ少し可愛そうな気がしました。

朝の散歩は花見川の片側だけを歩くハーフコースですが、最近、川に差し掛かると必ず同じご夫婦に出会います。その旦那さんに会うと、サリーは警戒するように避けて通るのであります。
あのことがあってから今朝で3回目のすれ違いですが、気にしている旦那さんも手袋をとって「よし、よし」と言って手を出すのですが、警戒したサリーは近づきません。
そのうちしゃがんで、「おいで、おいで」と言うと、サリーは一層警戒したように吠え立てるのです。「すっかり警戒されちゃったな〜」

最初の出会いのあのこととは、ことのほか愛想のいいサリーが、その旦那さんにかまわれてじゃれていた時、ちょっとした弾みで旦那さんがひょっと手を上げたのです。それに驚いたサリーは、さっと後ろに下がって警戒のポーズをとったのでした。
その時はそれだけのことでしたが、次にその旦那さんに会った時はすっかり警戒のポーズで近づきません。「犬はかしこいから、覚えているんだ」
変なことで、あの旦那さんも随分と気にしているようなので、どこかでこの警戒を解いてやらねばと思うのですが、主人はというと、ちょっぴり楽しんでいるように思えるので・・・あります。