’04.6.19

一週間の貴重な梅雨の中休み、いい天気が続いています。
主人はこの二日ばかり、地域活動の研修とやらで箱根へ出掛けていました。お陰で天気はいいものの、わたしとサリーは家でぷらぷらとしていました。

きょうは主人に朝から裏の原っぱに出してもらい、草を食べたりサリーに追っかけられたり、朝食前の腹ごなし(きのうの食餌はとっくにこなれて、先ほど出たばかりですが)をすることができました。
食餌をして庭で一休みしていると、原っぱに時々見かける黒いフレンチブルが来ています。何回かフェンス越しに会ったことがありますが、なかなか勝気なワン子です。
わたしが思うに、気の強いサリーとは合わないだろうなと思っていましたが、案の定原っぱと庭で、フェンス越しに本気で二人はガウガウやりはじめました。
原っぱは一段下がっていますが、元気よく飛び上がっては、ガウガウとサリーに向かってきます。小さいとはいえブルの血を引く子、鼻に食らい付かれたりしたらぶら下がっても放さないでしょう。
ご主人が来て引き離してくれましたが、珍しくサリーも毛を立てて興奮していました。

暫くの静寂がもどって、こんどは表の通りに向かってサリーが吠え出しました。恒例の月一回、老人会の古紙回収のお爺さんが台車を引いてやってくるところです。
「シェリー、相変わらず元気だね」 「・・・・・」
「ラムと、この黒い子はシェリーだったよね」 「サリーと言うんです」
「そうそう、魔法使いサリーだった」 「・・・・」

ラムとシェリー、なんだか同じような・・・、そうだ、あのお爺さんはお酒が好きだった。それでラムとシェリーって覚えてるに違いありません。
きょうのサリーは何だか一段と張り切っているように見えます。