’04.9.19

「もうここにいるのに飽きたみたいです」と先生。やっと主人達が迎えに来てくれました。

車にどうやって乗せるか主人は心配してましたが、いつものようにワンボックスカーの後ろの入り口からひょいと飛び乗りました。ただ首につけたカラーが何とも邪魔です。

家に着くなりカラーをはずしてもらい、先ず小と大の用足し、そして水をいっぱいいっぱい飲んでやっと一心地つきました。
「トイレはちゃんとしましたでしょうか」
「なかなかしないので、もういいのって入れようとすると、ジャ〜ってしてました」と病院を出る時に看護婦さん。「目黒のさんま」じゃないですが、やっぱりトイレは家の庭に限ります。

カラーをつけてさっそく家の中に入るとサリーの歓迎。カラーをつけているので、少しサリーも戸惑ってる様子です。
カラーをはずしてもらい、また二人して庭へ、忙しいことです。
久し振りのお日様、わたしは横になって日の光を満喫、サリーはわたしのことをしきりと調べています。

それにしても大きなカラーです。後足の傷をなめるので、これくらいのものが必要だとか。
邪魔ですがそんなことはお構いなし、やはり家が一番、ソファーに上がると体一杯伸ばして寝てしまいました。
主人が横に来てすっとんきょうな声で「最近は傷口を糸で縫うのでなくって、ホッチキスのような金具で刺しているんだ。抜糸は27日っていってたけど、こんなの抜糸って言うんだろうかね」
わたしにとってはどうでもいいことですが、家に帰れて今はホッとしてます。

さて今晩は、このカラーをつけて寝るのは難儀なことだと思っていたら、傷口をなめられないようにと、お子さんのTシャツと、主人のパンツをはいてみることになりました。
まあ格好はいいとはいえませんが、何とか傷口は皆覆えそうです。
という訳で、今夜はカラーをつけないで、このスタイルで過ごすことしました。明日の朝どうなっているか、お楽しみです。