’99.8.22

主人と散歩をしていて、わたしたちを見かけると必ず吠えてくる犬がいます。習慣、条件反射いろいろ理由はあるでしょうが、これもこまったしつけのひとつでしょうね。
わたしたちの行動は、条件反射が多いです。しつけられた行為の大半はこの条件反射です。

さて、散歩の時に何時も吠える友達も,悲しい条件反射のなせるわざだと、主人の話を聞いて思いました。
その犬の家は、駅へ行く通り道にあります。通勤のサラリーマンが良く通ります。サラリーマンが通ると、必ず吠えるそうです。いや、もっと正確に言うと黒っぽい背広を着た人が通ると吠えると言ったほうが正しいようです。カジュアルな格好の人は、吠えません。そういえば、主人は紺系の黒っぽい背広ばかり持っているので、何時も吠えられてるんでしようね。

主人の話を続けると、そのきっかけは良く分かりませんが,紺系の背広を着た人に吠えたので、今度はその人がその家を通るとき、必ず犬を脅すようになり、脅すから吠えるの行為がエスカレイト>したようです。悪いしつけの基本行為が確立して、黒い背広を着た人に吠えるようになったのでしょう。
どうも主人の話を聞いていると、話は具体的で、まさか主人が犯人ではないかとひそかに思ったりしています。

人間社会でも、相手の事を考えたり思いやったりしていく事が社会をうまく形成していく一つの要素と思います。人間と犬との関係も同じことだと思います。犬よりも人間のほうが、ずっとずっと考える事ができる動物なのですから、人間と犬との関係では,人間のほうがいろいろ考えて欲しいと思います。
しつけも、犬の立場を良く考えてくれるとうまくいくと思います。あれー、今日はちょっと生意気な事を言ってしまったかな。