’04.12.2

三の酉まである年は寒いだとか、火事が多いとか言われてます。
今年はその年に当たるそうですが、一向に寒いという実感がありません、と思っていたら、月が変わってからというもの朝晩はめっきり冷えるようになりました。

この時期千葉は朝の6時頃になると、晴れた日は東の空が赤く染まり始めます。2階で主人はごそごそしてますが、その時間はまだ居間には降りてきてくれません。
あたりが明るくなった6時半頃、やっとわたし達は庭に出してもらいます。わたしは早速庭で小も大も用足しをすませるのですが、サリーはいつも玄関の靴を咥えて主人の股くぐりの儀式です。
主人も性懲りもなく毎朝短い脚を広げて、サリーがその間をくぐるのを喜んでいるから始末が悪いったらありません。

それから裏の原っぱに降ろしてもらいます。降りてびっくり、きのう主人が刈った草の上に霜が一面降りています。
とっくに積雪している地方の友達からすれば、何を馬鹿なことを笑われるかもしれませんが、見慣れていた地面が一面うっすらと白くなっている風景をみると、ちょっと驚きです。

ひとしきり白くなった原っぱを動き回って、庭で食餌をして、その後日が昇って明るくなった原っぱを見ると、もういつもの草原に変身です。
柵の向こうはブルトーザが入って、新しい道を造っています。この原っぱも間もなく無くなるんだなと思うと、今のうちしっかり草を食べなくってはと思っています。はい。