’05.3.18

暖かくなって散歩にいい日和なのに、外に余り連れて行ってくれない主人、余程花粉症が酷いのでしょう。
きょうもソファーでじっと座っている主人、わたし達の四つの目が痛いほどに感じているでしょうが知らん振り。そのうちどういう訳か、「う〜ん」と言って横になってしまいました。

わたしはこれ幸いとソファーに飛び乗って、主人の膝に前足を乗せて伏せをして主人の反応を伺いました。いつもだと重いから降りろというのですが、きょうは横になったまま動きません。
わたしは大きなあくびを一つして様子をうかがっていると、サリーもソファーの傍にやって来てしきりと主人の顔を舐めています。
そのうち鼻で手を持ち上げたり、主人の懐に顔を突っ込んだりしていましたが、主人は「う〜ん」と言うばかりで動きません。

サリーは、前足で主人を引っかき始めました。反応なし。こんどは前足を交互に乗せて、お手やお変わりの仕草をしますがこれも主人の反応がありません。
またしきりと主人の顔を舐めまわし始めたところで、「こりゃ〜たまらん」と言って起き上がってきた主人。
わたしはビックリしてソファーから飛び降り、主人の膝に顔を突っ込みますが、サリーはもっとビックリしたように、と言うより喜んだように尻尾をぐるぐる廻して主人に飛びついています。

「死んだ振り作戦終了。サリーの方が心配してくれたようだな」なんて。わたしはとっくに分かってて、馬鹿らしくってやってられなかっただけなのにね。