’00.5.21
昨日からの雨も上がり、ほんの少し薄日が差してきました。気温も少し上がって来ましたが、ここ2、3日は寒いような天気です。 「ラム、行こうか」。なんか久しぶりの散歩のような気がします。夜になると、蛙がうるさいように鳴くので田圃がどんな様子か気になっていたところでした。 ほとんどのところは苗も生え揃っていますが、まだ田植えをしているところもあります。水は満々と引かれていますので、蛙にとっては産卵も間もなくでしょう。 花見川は、おおお・・・水がない。いや、あるんですが川底が見えんばかりに引いています。普段より1m位水位が下がっています。そんな中、ボラが群れをなして泳いでいます。時々はねたりして、水が少ない分良く分かります。 突然水が割れたように動きました。大きなフナが岸辺沿いに泳いでいます。この時期産卵を目指して、岸辺にやってくるようです。 主人と一緒に岸辺へ降りました。あまりきれいな川ではないので、どぶくさい匂いがするのには閉口です。ここは花見川区と言われるぐらいですから、少しは川をきれいにしたいものです。 主人とぶつぶつ言いながらの帰り道、あぜ道に女の人が二人しゃがんで話をしています。時々一人の人が頭の毛を撫でてやっています。それにしても、随分髪の毛の長いひとだな〜。そう思いながらだんだん近くにやって来ました。 えええ・・・髪の毛が地面にまで着いているではありませんか。それにしてもいい毛づやの女の人だな〜と感心していると、私達のことに気づいたようで、こちらを向きました。 わわわ・・・顔まで真っ黒・・・なんと真っ黒なピレニ-犬じゃ〜ありませんか。そう言えば散歩道の家にいます、います。名前を何とか言いましたが・・・。それにしてもびっくりした、初夏の真昼間の怪談でした。 |