’00.6.18

休日の朝はじっと我慢の時が過ぎます。わたしはこうやって朝食はまだかまだかと2時間ほど我慢しているのですが、一向に起きてくる気配がありません。ここで何か言うと、また天罰がくだるので時の来るのを待つしかないのです。

ギイイ〜・・・扉の開く音がして、「おはよう」・・・これでやっと朝食にありつける。「わ〜よう」あいさつをして庭に出してもらいました。
冬と違って、休みと言えども居間に上げてもらえません。いまいちその理由はわからないのですが、推察するにわたしの座る電気マットがないからだと思います。だけど家族の朝食の時は、みんなのそばにいたいとわがままを言って玄関のたたきにいれてもらい、居間が見とおせるようにドアは開けておいてもらいます。

ちょうどそこからはおかあさんの顔がよく見えます。幸い主人はドアの影に隠れて見えません。食事の最中は、お母さんの顔をじっと見つめています。するとお母さんは必ずレタスかきゅうりをくれるんです。良い習慣をつけたと自分ながら喜んでいます。

ご主人たちの朝食が終わって、主人は新聞なんぞをよんでいるようです。お母さんの顔を見ると、おいでおいでと言っています。おいでといわれても、廊下にはバリアがあって行けないではありませんか、しかたなくどうしたらいいのとヒン〜ヒン〜鼻声で尋ねると、「ラム、うるさい」主人に一喝されました。

だってだって、お母さんが来いっていってるじゃありませんか。お母さん何とか言ってよ。
「私がラムに手招きしたんですよ」
「なんだ、だけど今はだめだ、毛だらけになってしまう。」と言うことで、仕方なく玄関で我慢する事になりました。早く冬が来ないかな〜。