遊んでいてその遊びが楽しいかどうか、ラムの動作を見ていると良く分かります。

ラムが一才半の頃、しつけの家庭教師をお願いしました。週2回、半年ほどお願いしましたが、私達のほうが勉強になりました。ラムを見ていると、しつけを学ぶ事が実に楽しそうなのです。

イヌと遊んでいるようでその遊びのなかに、良い行動は大げさにほめ、悪い行動ははっきりとダメだと教えています。見ていて、その歯切れの良さは気持ち良いほどです。しつけの教材が遊びですから、ラムはそのことに集中しています。集中させること、それはその遊びが楽しいから集中する、集中するから即学んだ事が身につくということでしょうか。

さて、遊びのことですが、ラムが楽しい遊びは目の色が違うというかほんとに集中しているのだなと言う事が良く分かります。楽しくないと、行動が緩慢になって仕方ないからやってやるよって感じになります。イヌにとって見れば0か1か、おそらく0.5というのは無いんじゃないかと思います。

人のために尽くしているイヌを見ると、大変だろうなと思いますが、そのイヌにとってはその行動が実は楽しい。こう考えると、ラムとの遊びもいいかげんには出来ないなと思います。