ラムにとって今の生活圏は暮し易いだろうか。生活をエンジョイできているだろうか。イヌとの共生で問題になるのは、イヌが人間および人間社会(生活)に迷惑・問題を引き起こす事でしょう。そのことに、イヌは責任があるだろうか。

イヌと暮すとき、何か問題が起こったときにはイヌに責任は無い。このことがイヌとの共生の基本ではないでしょうか。

こう考えると、イヌと暮す事で出てくる色々なトラブルは、解決がずいぶん早いように思えます。しかし、イヌと共生していくことの色々な常識が、所謂常識になってないことで問題をこじらせている事がたくさんあるように思います。

野良犬が自分に降りかかるトラブルを起こしたとき、これは我々人間の問題だと思いつくまでには、ずいぶんと時間が掛かるでしょう。そして、そのとき考えることは多分に、イヌと生活している人と、そうでない人とでは考える事柄が違うでしょう。イヌに対しての常識がそこでも違っているからです。

イヌが人間にもたらしてくれる利益、これは大いに享受すべき事だと思います。そのお礼に、人間もイヌに対して利益を与えるべきではないでしょうか。

生き物のとの係わり、身近なイヌから学ぶ事がたくさんありそうに思います。