流通業界の競争激化が言われて長い時間がたちますが、このところの大手百貨店の倒産などその勢いは依然として強いようです。
我々消費者にとってはありがたいことですが、業界の苦労は大変な状況にあるようです。バブルの崩壊以降サラリーマンの給料もフラットになりましたが、物価の変化もフラットからモノによっては安くなってさえいます。百円ショップも大手スーパーの中に堂々と店をはり、売れ行きも結構伸びているようです。
はじめの頃は抵抗感もありましたが、百円ショップもこれだけ品数が揃い、品質もそこそこなので結構利用するようになりました。

スーパーへはアッシー君として、また頼まれたりして良く行きますが、ご夫婦で来られる方が圧倒的に多くなりました。それも特段年齢的な傾向があるわけでなく、どの年齢層もご夫婦連れが多いように思います。
百貨店のように気取るような雰囲気もなく普段着のままフラット行けるのがよく、気楽でチョットした気分転換にもなります。
食品コーナは結構な試食品も置いてあり、つまんで歩くだけでも昼食をしなくてもよさそうな感じになります。ただ同じ人が、口に運んだ楊枝とか箸で二度食いするのを見ると、これは参ったなと思います。後の人のためにも、試食は一回にしてもらいたいものです。

閉店前になると、生鮮食料品なんかが割り引きになるのも楽しみです。結構そんな時間帯を狙って行く方も多いようです。昨日百円だったものが、今日は90円だったりすると食べるものにこだわりを持たないものとしてはラッキーと思います。
また、ちょっと古いなとためらっている所に、とびきり新鮮なものが運ばれてくると得をしたようで、今日はついてるなと幸せな気持ちになります。

極めつけは良く経験することですが、賞味期限がちょっと近いので気になって奥のものを引っ張り出して見ると、もっと先の賞味期限のものが出て来たりすると店の裏をかいたような気になってにんまりしてしまいます。
家に帰って冷蔵庫の中を捜し、奥に入った古くなったヨーグルトを食べていたら、なんで奥に居れておいた新しいものから食べるのよ、手前においてある古いものから食べてもらわないと困るじゃないのと叱られたのには参りました。奥方の裏をかくのは、やはり容易ではありません。