’19.4.28
町内会の役員、この年度替わりに止めることにした。9年間役員をやってきた。
町内会の役員は企業の組織と違ってフラットな組織だ。会長、副会長なんて組織になっているが、役員会の中で役につくということは、それだけ奉仕することが増えることだと認識している。町内会の組織はその所の認識を、企業の組織の認識と違うことを意識しなければ上手くいかない。

フラットな組織の中で組織をいかにうまく動かしていくか、組織の中で役に就くものもそうでない者も、そのことを意識して行動しないとギクシャクした組織の動きとなる。
さんざん企業で組織に縛られた人間としては、対等な立場の集団で活動することに初めは戸惑うかもしれないが、ボランティアとして町内会活動に入ったからにはそれなりの認識が必要だ。
何のために町内会の役員で活動するのか。それは企業で働いていた時と同じように、やりがい、達成感、自己満足を求めることだと思う。なかでも、自己満足のためにボランティアをするという潜在意識を満足させることが、町内活動に奉仕し続けるコツだと思う。

それがそうでなくなった時、役員を引退する潮時だと思う。今がその心境だ。
役員をやめる動機は、身の回りが自分のことをすることで精いっぱいになったことと、地域に奉仕する気力がなくなったことだ。とりわけ町内会の組織の中で活動するのがいやになったからだ。
やはり組織で活動するには、それなりの動機付けが必要だ。上に揚げたような目的も活動しやすさもなくなったら、奉仕するエネルギーが湧いてこない。

役員をやめる愚痴になったが、まあそんなところだろう。