’20.7.18
日経の土曜日版に「NIKKEI プラス1」という折込ページが入っている。その中に「マナーのツボ」というコラムがあるが、コロナ下でのお断りのマナーについて書いてあった。

新型コロナ対策のため、友人たちとの会食もままならない日々が続いています。それでも会いたい、食事しながらおしゃべりしたいと思う人も多いでしょう。この外出自粛や3密回避などの約束事に対する感覚は、かなり個人差があると感じます。
おおらかな人も、厳密に守る人もいます。感染者数に地域差があるのに加え、それぞれの家庭の事情も異なります。

誘われたときに行きたくない。いけないと考えた場合は、無理して付き合ったり、曖昧にしたりせず、はっきり断った方が相手に対して親切です。
この場合、必ず「誘ってくれてありがとう」と感謝を伝え、「私も会いたいけど、高齢の親と住んでいるのでもう少し我慢します」と理由を一言くわえてください。

誘った側も「そうよね、心配なのはよく分かる。残念だけどまたね」と相手の立場を受け止め、共感を伝えることが大切です。この小さな一言で、お互いにギクシャク感を残さずにすむはずです。

以上のようなコラムで、そんな心遣いが必要と思う。
私も一か月くらい前に東京都の若洲でやるプライベートゴルフに誘われ、コロナも落ち着いてきたころでもあり快く参加を決めた。プレーするのは7月下旬、東京都をはじめコロナ感染者がこのところ連日最高を記録し始めた。
感染が心配で行きたくないが、苦労して参加者を募り開催する立場のことを考えると、断るのも申し訳ないと思う。さてどうする。そのメールのやり取りは以下の通りだ。

いつも気を遣っていただき、感謝しています。
楽しみにしています22日のゴルフですが、どうしてもコロナ感染の不安が取り除けません。
前回に次いで間際の不参加の連絡で誠に申し訳ありませんが、欠席させてください。重々お詫び致します。

返信の内容は
おはようございます。了解しました。
賢明なご判断と思いますので、ご放念ください。またの機会をつくります。

気持ちが楽になるやら、これは相手の方が一枚上であったと感激した次第だった。