’21.12.7
日経主催「世界経営者会議」の社長メッセージをパクった。某IT企業の記事から、企業名は「私」の文字に置き換えている。

2030年には3人に一人は65歳となる日本は高齢化社会のグローバルリーダーと言える。世界に先駆けて高齢化社会を迎える日本で、この課題に取り組まないというオプションはない。
一方、高齢者が社会とつながったり情報や仕事へアクセスできるような支援をすることは私の責任と言える。
日本の企業や医療機関と連携し、高齢者が身体的にも精神的にも健康でいられるために私の人工知能(AI)技術を活用する取り組みを始めていく。ここでの知見は諸外国がデジタルの力で高齢化に取り組もうとする際に、日本にとって大きなアドバンテージとなる。

デジタルトランスフォーメーション(DX)は、大きな経済的利益をもたらすだけでなく、人々の生活のあらゆる場面で知識や成功、健康や幸福をもたらす原動力となる。日本ではDXをフルに活用することで、30年までに年間で約70兆円の経済価値を生み出せると試算している。
私は日本への継続的な投資に全力を尽くし、技術やパートナーシップを通じて日本企業を支援していく方針だ。

日本がDXの活用を進めていくためには、ビジネス分野でのデジタル人材の育成が喫緊の課題だ。(人材が不足している分だけ)成長の余地も残されている。私はデジタルスキル習得のためのトレーニングプログラムの提供を日本向けに19年から始めており、既に750万人が利用している。22年までに、1000万人に提供することを目指していく。

私はサステナビリティ(持続可能性)に関して野心的なゴールを掲げ、達成してきた。サスティナビリティ目標の達成に企業が取り組むことはイノベーションを引き起こし、意識の高い消費者との結びつきを作り出す。
これまで培ってきた知見を活かし、温暖化ガスの推定値などを可視化できるプラットフォームなどを提供していく。持続な能なビジネスモデルの構築に取り組む日本企業を、緊密なパートナーシップのもとに支援していきたい。

というメッセージだが、後半はいささか私=会社の宣伝になっているが。DXだとかIT企業が、高齢者にどんな利便性を提供できるか聞きたいのだが、いささか迫力に欠けるメッセージだと揚げてて反省した。
今の私は(今度は本物の私)高齢者でもあり、世の中でとりわけ日本で喧伝されているDXがどんな恩恵をもたらしてくれるか、関心をもって新聞を読んでいるところだ。