’24.11.7
米国の第47代大統領に、民主党のハリス候補を破って共和党のトランプ候補が前々回の大統領選依頼2度目の大統領になった。米国史上二人目らしい。
米国の大統領選挙のことも、政治政党のこともこのトランプさんが出てきて以来新聞にいろいろ取り上げられて知識ができた。第47代大統領なんてのは、トランプさんの勝利宣言のなかで出てきた言葉が印象に残っているからだ。
トランプ大統領の当選確実の翌朝の新聞にその影響について色々なことが書かれていたので、記憶に留めておく意味でパクってみた。

政策論争は乏しい。トランプ氏の「人格への疑問」とハリス氏の「能力への疑問」の争いに終始した。

中国、ロシア、イラン、北朝鮮が枢軸をつくり、米主導の国際秩序を弱体化させようと動く。

トランプ主義は「超大国」の内側で報われない思いを抱く人々の怒りを燃料に孤立主義や大衆迎合主義の火を焚きつける。

「『自然は真空を嫌う』ように、米国が国際秩序を形作る役割から手を引けば中ロが変わりに出てくる」

再選を気にすることないトランプ氏が1期目より放縦になれば、米自身が危機の引き金に手をかけることになる。内憂の癒えぬ盟主を抱え、秩序の「真空」を防ぐことが同盟国の共通の試練となる。長い4年が始まる。

さて、この結果に世界は明るい希望を見出せるのか。融合とはほど遠い、罵り合いが目だったこのたびの選挙戦である。過激な言動は国内の不協和音を生み、超大国がぐらぐらと揺らげば欧州も中東もきしむ。むろん日本も。
トランプ楽団が調和のとれた心地よい音を奏でられると信じがたいが・・・・・。しばし耳を澄ませたい。

以上のような記事だが、これほど心配な大統領を米国の国民はなぜ選んだのだろうか。それほど、国民は病んでいるんだろうかと思ってしまう。
8年前のこのページにも「トランプ米大統領」というタイトルで戯言を描いている。読んでみて大したことは書いてないが、日本の為替と株の動きが面白い。日本の証券会社も8年前の記録を勉強したんだろうか。