2006.7.28 >TOP
犬との会話 JKCの「家庭犬」今月号に、犬との会話の勧めが書いてありました。
愛犬とコミュニケーションを取るということは、犬と会話することでしょう。さて、私達はご主人達とほんとに会話ができているでしょうか。

会話ができる犬達も、犬それぞれ会話の個性があるようです。
ご主人達の言うことを理解して、行動することにはあまり個性は目立ちませんが、私達の願いをご主人達に理解してもらう会話の方法は、結構個性が出るように思います。

私のお願いの仕方は体の仕草にプラスして、どうしても声が出てしまいます。特段吠える訳ではありませんが、鼻鳴きというんでしょうかヒンヒンと鳴くことがあります。
またほんとに嬉しいときは尻尾は動きますが、ご主人達を感激させるような振り方ではなく、ごくおしとやかにゆらゆらと左右に振るだけです。

サリーは、会話ではまず声を出すことはありません。尻尾はのべつ振っていて、何かあると尻尾が壁や柱にあたって大きな音を立てるほど振ります。もっぱらボディーランゲージっていうものです。
自分の要求はこれまた積極的で、もっぱら自分の鼻を使います。主人が床や椅子に座っていたりしていると、両の前足を肩や膝に乗せて主人の顔を舐めるのです。
そのタイミングで、何を要求しているか分からせるのですから、私達のボディーランゲージも大したものです。

ご主人達がかまっても、あまり反応をしない犬が居ます。
犬の方が自分勝手なことをして、ご主人の存在をまったく無視している犬を見ると、ああ、まだご主達と会話ができないんだなと思います。
いくら愛情を掛けても、ちっとも分かってくれないと嘆くご主人もいますが、一方的な人間からの愛情では、犬と人間の見えない壁は破れないんでしょうね。
私達も人間と付き合うのは、なかなか難しいことです。
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