2005.6.30 >TOP
儀式 西日本のカラ梅雨もこまりますが、このところの蒸し暑くって雨の降るホンとの梅雨もうんざりします。どうも勝手なものです。
6月もきょうで終わり、7月、8月と耐えがたい夏がやって来ます。涼を求めるいろんな催しがこれからありますが、クーラがなかった時代と違って今は家にじっとしているのが一番と思うようになったのは、これも年のせいでしょうか。

サリーが落ち着きがなくなって、私のお尻の臭いをしつこいほど嗅ぐ仕草をするのでいやだな〜と思っていたら、26日くらいからヒートが始まりました。
先回のヒートから丁度7ヶ月経ってます。その前が8ヶ月の間隔でしたので、必ずしも間隔は一定ということではないようです。

前にも書きましたが、私は避妊手術をしていて自然の状態ではありませんが、余り主人達が驚くような仕草をすることがない文化犬です。それに比較して、サリーは犬本来のというか、犬にとっては当たり前なんでしょうが驚かされるような仕草をします。
下痢をした時の仕草、汚物が体についた時の仕草など、体に異変が起きた時は犬なりの処方があるのでしょう。今度のヒートでも、原っぱで奇妙な仕草を発見しました。

ヒートがくると自分の存在をアッピールすることはよく知られています。散歩の時など、おしっこをやたら多くするのもそのひとつでしょう。
今回発見したのも原っぱでのことです。サリーはボール遊びをする時、地面に置いてあるボールを咥えるのに、いきなり口で咥えることをしません。必ず前足でボールに弾みをつけ、転がったところを口で咥えるのです。
ところがこのところの仕草は前足で弾みをつける前に、ボールを前にして前足後足を使って地面を蹴るのです。おしっこをした時にするような匂いつけの動作を、ボールを咥える前に儀式のようにするのです。これが不思議だと主人は興味津々なんです。
前足はきれいに地面を捉えてこするのですが、後足はこするというよりも上げ下げするだけで、その動作のアンバランスがまた見てて傑作なんです。

雨で地面がゆるくなっているので、儀式のあとは足が泥だらけできれいにしてやるのが大変ですが、面白いショーのお礼と思って主人は洗ってやっているようです。
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