2006.9.21 >TOP
午前9時の散歩


汐留のせき

疲れ果てて
きょうも朝からさわやかな天気です。最近は朝起きて食餌前の運動は、もっぱら裏の原っぱと決めているようです。
主人が8月末に右肩を痛めて以来、刈ることもできず原っぱの雑草は伸び放題です。ただひところと違って雑草の伸び方も幸い少なくて、主人が左手で投げたボールをサリーは見失うこともありません。
原っぱから庭に上がってくると、相変わらず胸から下は朝露で濡れてびっしょりです。体を拭いてもらってすっきりしたところで朝食にするのは、いつもと変わらぬパターンです。

夏場と違うのは、今日のような晴天でも気温と湿度が低いので、日が昇ってもさほど苦にはなりません。ということで朝食が済んで一休みしたところで、サリーともども散歩に出かけることにしました。
私の前足は完全というわけではありませんが、以前ほど痛くってびっこを引くほどではありません。多少の遠出もついて行けるということで、花見川の汐留橋まで行くことにしなりました。

今の時期の花見川はぼらの稚魚も育って、汐留めのせき止められた川に結構な数たむろしてます。そんなぼらが川面に飛び跳ねるのを、時々見ることができます。
この時期の釣り人のお目当てはなんたってハゼです。しかし去年ほどハゼを釣っている人を見かけません。川の途中に架けている大掛かりな橋の工事のせいでしょうか。

汐留橋で暫くぼらを見学してから帰路につきました。湿度が低いといっても、直射日光に当たっての散歩はまだまだ暑いです。
私にとってはやっとの思いで、家に通じる路地に辿り着きました。路地に入るといつものことで、私もサリーも首輪をはずしてもらいます。
サリーは自分の落し物を咥えて、主人と一緒にさっさと帰ってゆきます。私はその後をいかにも疲れ果てたという風情で、のこのことついて帰ります。

もう私は主人の年を越えたのですから、主人もサリーも私にいたわりをもって歩いてもらいたいものです。
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