２００６．９．２０		>TOP
もう秋		九州に被害をもたらした台風１３号も日本海に抜けて、きょうは久しぶりに秋らしいさわやかな天気となりました。お彼岸の入りと同時に、秋がいっきにやってきた感じです。 散歩に出かけると、どこの田んぼも稲刈りが終わって、辺りの色が緑からベージュ色に変わって秋を催します。 田んぼの傍を通るとスズメの群れが一斉に飛び立って、どこからこんなにも集まってくるのだろうと思います。今日は百舌の初音を聞きました。 北からの乾いた涼しい風が通る庭も日向はまだ暑いですが、夏とは違ってすぐ日陰ができます。 こんな日は居間にくすぶっているより庭に居たほうが気持ちがいいと、主人は本を持ち出してベンチで読んでいます。私たちもベンチの傍で横になって、涼しい風を満喫することにしました。 しばらくして主人がベンチから立ち上がり、しきりと匂いを嗅いでいます。私たちはとっくに気がついていたんですが、ほんのりと金木犀のいい匂いがするのです。 見ると我が家との境に植えられたお隣の金木犀が、青空をバックにもう枝一杯に蕾を持っています。そのうちのいくつかがもう咲いて匂うようです。強い香りでなく、ほんのりと匂うところがまたなんとも初々しい感じです。初香なんちゃって、マツタケでなくって残念。 様子が分かって安心したようにまた主人はベンチで本を読み始め、私たちもベンチの傍で横になります。 私たちだけでこんな光景を写真に撮ることもできず、せっかくだからと主人はベンチでの私とサリーだけを撮ってくれました。一緒に並んで撮ろうとしたのですが、サリーだけはさっさとベンチに飛び乗ってポーズです。 裏庭の彼岸花も一斉に花を咲かせ始めました。もう秋ですね。
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