2006.11.6 >TOP
ワクチン接種

先月は十六夜の月、昨夜は十五夜の満月、秋のお月様は冬と違って温かみを感じます。

朝ソファーの上で気になる左後ろ足を舐めていたら、主人が顔を近づけてきました。「いぼのようなものができているな。きょうどうせ病院に行くから診てもらったらいいや」

きのうまでは気にならなかったのですが、しつこく舐めるものですから主人は気がついたようです。
きょうはサリーともどもワクチン接種に行く予定で、ついでにいくつか脇腹にできているこぶも診てもらうことにしていました。年を取ると体のあちこちに余計なものができるものですね。

病院に着いて車を降りるとき、運悪く車止めに足を取られてひっくり返ってしまいました。足腰もすっかり衰えたものです。
病院に入って受付をしていると、一緒に来ていたお母さんが私の足から血が出ていると教えてくれました。見ると足のいぼが車止めの端にあたったらしく、いぼがめくれて床に点々と血が落ちています。
ワクチン接種の前にいぼの治療です。幸い悪性ではなさそうで、とりあえず焼き切ってゲンダシン(抗生物質の軟膏)を塗って様子を見ることにしました。
締め切った治療室にしばし焼肉の匂い、さすが私もサリーもよだれを流すことはありませんでした。

哀しいのはこぶのことです。春先から予想外にこぶが大きくならないことを主人が言うと、こんどは予想通り加齢とこぶの成長との競争と先生から言われ、このまま様子をみることになりました。年齢からすると、もう手術はあまりお勧めではないとのことでした。

いつの年になっても診察台は苦手な私、少し興奮状態になって体温も高めの39度余り。悔しいことにサリーは終始落ち着いて、体温も39度足らず。
とんだハプニングもありましたが今年も無事、8種混合のワクチン接種を終えたのでありました。
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