2007.1.22 >TOP
梅よりヨーグルト


大寒も過ぎ、関東の冬はこれからが本番です。日本列島の南を低気圧が通過すると、関東の海沿いは雪になります。
きのうから今朝にかけてはみぞれ交じりの雨になりましたが、昼過ぎからはお日様も顔を出してくれました。
空き地に植わっている紅梅には、いつの間にかふくらんだ蕾が一杯ついています。寒いながらも、春は確実に近づいているのでしょう。

空き地の隅っこにひっそりと咲く紅梅。
せっかくならばと、一枝をきのうのうちに一輪挿しに生けてテーブルの上においていたら、蕾はすっかりふくらんでそのうちの一輪がきれいに咲いています。
無粋なテーブルの上が、すっかり春らしくなったのは不思議です。

そんなテーブルで主人達の朝食が終わると、待っていた相変わらずのヨーグルト争奪戦です。
主人達には春を感じる梅の花でしょうが、私達にはお腹の足しにならないものは一切興味がありません。

夕食前に、サリーともども花見川まで散歩に出掛けました。この時期には、ひとつの木にスズメが群れを成してとまっていて、やかましいほど鳴いています。
側を通ると一瞬静まり返って、そのうち一斉に飛び立ちます。程なくこのスズメ達もちりじりなって生活するのでしょう。
川の浅瀬には、大きなフナが群れを成してゆっくりと動いています。川に張り出した木の枝には、ヒヨドリが2羽丸く毛をふくらませてとまっています。側をメジロが鳴きながら横切りました。
冬の景色の中にちょっぴり春を感じるのは、気のせいばかりではなさそうです。
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