2005.6.2 >TOP
気になる人参
午後から雨になるということで、午前中に花見川一周の散歩に出掛けました。
川の両岸では今しきりと鶯がないていますが、以前心配したことが現実になって驚いています。
春になって鳴き始めの鶯に、「ホ〜、ホロホロホロ」と妙な鳴き方をするのがいて、その後に続く鶯や雛達が間違って鳴き方を覚えなければと心配しました。
今や鳴き声も大きく美声になっていますが、鳴き方は相変わらずの情けない鳴き方でした。そしたら、何と対岸の鶯までが同じような鳴き方をして、「ホ〜、ホロホロホロ」と鳴いているではありませんか。
今年は、いやもうこのあたりの鶯は、本来の「ホ〜、ホケキョ」と鳴く鶯がいなくなるかもしれませんね、心配です。

帰り道の川の端には、今の時期このあたりで採れて出荷した人参の葉が山積みされています。中には収穫の時傷つけて、出荷できない人参も捨てられています。きれいに洗ってあって、持ち帰っても十分食べられそうなものばかりです。
横目で見ながら通り過ごした主人が、何か気になるようでまたその人参のところに戻って行きました。そして中の一つを拾って、持っていたビニール袋に入れて持ち帰ったのであります。

持って帰った人参を見てお母さんは、「もう、いやね〜」と言ってにやにやしています。もの好きな主人は、折角だからといって写真を撮ることにしました。
結局傍にいた私も一緒に写ることになって、ただ並べて写るだけではつまらないと、私の頭の上に乗せて写すことになりました。
頭の上に乗せるのだから、ちょんまげか何かに見立ててだろうと思っていました。撮影が終わって主人が「よし」と言ったものだから、私はつい下を向いたので人参は落ちて無残にも折れてしまいました。
「いや〜残念、足が一本折れてしまった」 何と、足ですと、するとちょんまげではなかったようです。
まあどうでもいいのですが、主人やお母さんが笑うのを見て、何かいいことをしたような気持ちになりました。一体、人参は何だったんでしょう。
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