2005.9.7 >TOP
ヨーグルト争奪戦



カスピ海ヨーグルトが話題になってから暫くして、我が家では菌の申し込みをしました。容器に入った菌が二個送られてきましたが、一個はまだ冷蔵庫の中に眠っています。
ということはかれこれ2年近くも雑菌が入ることなく、種菌を受け継いで、毎日ヨーグルトを作り続けているということになります。何事も永続きしない我が家にとっては、これは奇跡に近いことといえます。

そのヨーグルトを巡って、毎朝私とサリーは争奪戦を繰り返しているのであります。ポジションは決まって、お母さんのヨーグルトを乗せる右手に近い方が私です。
争奪戦が終わってつらつら考えてみるに、有利な位置に立ちながらどうも私の口に入るヨーグルトの量は、サリーの半分にもならないのではと思っています。

何故そうなるのか、ここは冷静に状況分析をして次に備えることにします。先ずお母さんがヨーグルトを乗せる右手を準備します。ここまでは、間違いなく私は有利な位置にいます。
お母さんが左手で持ったスプーンにヨーグルトを乗せ、右手に移します。実はここで有利なはずの私の位置が、一転不利な位置になることが解ったのであります。
ヨーグルトを右手に乗せると同時に、サリーの顔がお母さんの右手に勢いよくやってきます。その弾みで私の顔が押し出され、一瞬ヨーグルトの乗ったお母さんの右手からはみ出してしまうのです。その隙をついて、サリーは一気にヨーグルトを食べてしまうことが解りました。

カスピ海ヨーグルトはかなりべとべとしていて、うどんかそうめんのようにつるつると繋がって口に入るのです。先に口に入れたほうが有利なことが解りました。
理屈は頭では解っていても、なかなか行動が伴わないのがこの頃の私。なんとか、せめて互角に食べれるようにならないと、一日が面白くないというものです。ほんと。
BACKNEXT