2005.. >TOP
お礼参り

本格的な冬の到来か、このところの冷え込みは今までにない寒さです。久し振りに雨も降って、氷雨にでもなるのではと思うような日曜日です。

それでも朝のうちは青空も見えて、朝食の前に原っぱで一遊び。このところ毎朝2匹の柴犬が原っぱにやってきます。
最初に来るのが1才半になる女の子、名前はヒナちゃんと言います。私達が庭にいないと、頭に来てご主人に文句を言って噛み付くいう根性の持ち主です。
タイミングよく原っぱで遊んでいる時に来ると、一緒になって走って回ります。お相手はサリーの役と決まっています。

もう一匹の柴犬は丸々肥った男の柴犬です。この子とは原っぱで一緒に走り回ることはなく、もっぱらフェンス越しに顔をつき合わせています。
ご主人が抱きかかえて、フェンス越しにご対面をするのです。ご主人曰く、そうしないとフェンスから離れないらしいのです。
なまえと年はまだ聞いていませんが、何でもご主人が近くでお蕎麦屋さんをしているらしくって、近々主人とお母さんで食べに行くことにしていると言ってました。

朝食が終わってヨーグルトの争奪戦もおわると、サリーの儀式が始まります。毎朝のことなのでもう慣れっこになりましたが、主人はサリーの「お礼参り」といって喜んで見ています。
お母さんからヨーグルトをもらった後、主人の脱いであるスリッパの片方を咥えて、お母さんの横のカーペットの回りをくるくると回るのです。
以前は「これが見えぬのか」ってサリーの紋所でしたが、どうも最近はヨーグルトをもらったお礼に、お母さんの所に持っていくようです。
そのタイミングを計るように、カーペットの上をくるくると回ってお母さんの様子を伺い、頃を見計らってスリッパをお母さんに差し出しているのです。それがヨーグルトを食べさせてもあらったお礼だと、主人は勝手に決めて見ているようです。
何だかどうも、サリーのやることはよく分かりません。これもルーツを探りに、実家の方へ確認に行かねばならないようです。
BACKNEXT