2005.12.26 >TOP
太陽の恵み 今年も今週限り、例年にない寒い年の暮れになりそうです。朝から雲が出て、朝の花見川一周の散歩も寒いです。
それでも千葉は雪も降らず、寒波襲来といってもお天気だけは良くって助かります。

9時過ぎになると、朝食の後寝ていたサリーが起き上がって伸びをします。主人に対して、態度による散歩の催促です。
主人も私達のための散歩ばかりでなくって、自分の運動のための散歩のように見受けられます。正確には覚えてませんが、川柳に「定年後、犬も嫌がる主人の散歩」なんてなのがあったようです。

私はソファーで寝たまま、この様子を横目で見ています。「ラム、行こう」
私も運動といえば、この朝の散歩くらいですが、最近はなかなか体がすぐに反応しなくなりました。3、4回主人から声を掛けられます。
主人にしてみれば、唯一の運動だから嫌がっても私を連れて行って呉れるようです。サリーは主人の声が掛かる度に、私の方に来ては玄関に誘います。見ていていじらしくなります。

きょうの散歩、どういう訳か主人は私達によく話し掛けてきます。私は淡々と歩いてゆきますが、サリーは主人に話し掛けられる度に反応して、だんだんとテンションも上がってくるのがよく分かります。
お陰で途中いつも会うおじさんが、私達に手を出して撫でてくれるのに、サリーは興奮して吠え出す始末。おじさんには悪いことをしたと思っています。

途中から雲が切れて、日が射してくるようになりました。ただそれだけで、暖かく感じるのです。こんな時期の太陽のありがたさが、今更のように分かります。
花見川のさざなみが日の光を受けて、急にキラキラと輝き始めました。それを見て、心まで何だか温かくなります。太陽さん、ありがとう。
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