’07.3.2
今年の春の訪れはなんともしまりのない感じがして、寒い冬から開放された喜びもあまりわいてきません。
もう梅の時期も終わり、沈丁花もいつの間にか咲いて、水仙の花も今を盛りと咲き誇っています。
鶯も2月の半ばから鳴き始めましたが一向に上手くならないし、その声もあまり多くは聞こえてきません。
白鷺がめずらしく家の近くを舞っていると思ったら、その後ろから隼が追っかけています。
花見川の川鵜も最近見かけるのは頭と脇の下が白い、あまり鵜としては美しさに欠ける鳥ばかりのように思います。気にするほどのことでもなければいいのですが。

気にするといえば主人が言うには、私は繊細な神経の持ち主らしいのです。水を飲んだ後に前足に水がついていると、仕切りと気にして舐めるしぐさ。ちょっとでも体に異変を感じると、しつこいまでに舐めたり鳴いたりすること。
先日なんぞは足の小さないぼをあまりに気にして舐めるので、主人がテープを貼ってくれました。それをはがした後がベタベタするので、主人がアルコールで拭き取ってくれました。
拭いた後変な臭いとやけにスウスウするので私は舐めたり掻いたり大騒ぎ、主人は何事かと心配して見てくれましたがそんなことと分かると知らん振り。
そんな繊細さが、今まで大した病気もしないでこれた理由と思うのですが、その辺のことを主人達は分かっているのかどうか。

その点サリーはまことに大雑把で何事にも動じないところがありますが、自分のことは自分でちゃんとケアーしないと、起こってしまってからは遅いんだから。
気が小さいといわれる位が、長生きできるコツだと心得て生きてゆくのがいいと思いますよ。ほんと。