’07.4.21
また春本番の陽気にもどったようで、強い南風に乗って生暖かい空気が入ってきました。夕方からは雨模様ということですが、午前中は日差しもあって暑くもなく寒くもなく丁度いい按配です。

原っぱの先の人参畑は覆っていたビニールもとれて、青々とした葉っぱが風に揺れています。先日この畑のそばを通っていたら、畑の主人から声を掛けられました。
「きょうは黒いのは、手袋をくわえてないな。一雨欲しいところだが、なかなか降ってくれなくてこまるよ」仕事によって、雨を待ち望んでいる人もいるいるんだなと思いました。
今頃の雨は植物の成長には欠かせないようで、一雨ごとに目を見張るぐらいに成長します。昔の人はこんな雨のことを「穀雨」といったようですが、田んぼの田起しも始まって早いところではもう水も張っています

裏の原っぱの雑草もこの時期は成長が早くって、タンポポやらいろんな名前の知らない草が可愛い花をつけています。せっかくだからということで、花をバックにサリーと写真を撮ることになりました。
相変わらず酔狂な主人は、タンポポの花かんざしだといって私たちの頭にタンポポの花を載せるのです。頭の上に乗っているのは分かるのですが、余り軽いので妙な感覚になって顔までおかしくなりました。
撮り終わった後主人が「よし」と言ったものだから、サリーが頭のタンポポをぱくっと口にしたのです。すぐ食べられないものとわかって、泡を食って吐き出していたのには笑えました。
春はのどかでいいものですね。