’07.4.23
きのうの暖かな猛烈南風から一転してきょうは冷たい北風、春の陽気はめまぐるしく変わります。
気温が低くなって冷たい北風が吹こうが、春に向かって走り出した植物の活動を止めることはできません。散歩道の花見川の川沿いには、つつじの花がさきはじめました。桜、つつじと続いてそのあとはアジサイの花が見れます。
余りきれいな川ではありませんが、花見川沿いの散歩はいちはやく四季を感じることができます。そのつつじもたくさん花を付けた木と、まだつぼみばかりの木があって同じつつじでも不思議な気がします。

サリーはヒート中のせいもあって、散歩の行く先々で臭いを拾っては立ち止まります。私もつい立ち止まって一緒に長いこと臭いを拾っていると、気の短い主人はリードを放ったらかして一人ですたすた先を行きます。
私はすぐ気がつくのですがサリーが顔を上げたときには、主人は結構先に行っているかいじわるをして物陰に身を隠しているのであります。サリーはきょろきょろと辺りを見回して主人が居ないのに気がつくと、私のことにお構いなく走り始めるのであります。

それぞれのリードを括って一つにしているので、サリーが走り始めると私は引っ張られることになり、まことに具合悪くなっています。主人を見つけると大喜びするサリー、私からすればまだまだ若いの一言です。
主人が花の一杯付いたつつじの前で、メガネを外して仕切りと覗き込んでいます。主人のメガネは近くを見るときは邪魔なようなようで、全く不便なメガネです。
何を覗き込んでいるかと思うと、つつじの花についているゴマのような模様が、みんなどれも上の花弁にあるのが不思議だというのです。つつじの花はよく見ると花弁が5こあるようですが、根っこはみんなくっついています。
そんな花弁の上3つにゴマのような模様がついていて、どの花もゴマのついている花弁が上にあるというのです。不思議といえばふしぎなんでしょうが、パンジーなんかも顔のような花はみんな同じ向きをしています。確かに逆さを向いた花があってもいいと思いますが・・・。

そんなことを考えながら家の路地に入ってきました。この路地には下水管が入っていて、ところどころ道路の真ん中に直径10cmくらいの穴が開いています。
慌てモノのサリーですからいつかこの穴に足を落とすのではないかと思っていましたが、きょうはみごとに右の後ろ足を穴に突っ込んだのであります。
4本足ですから1本くらい落としても平気だろうと思ってましたが、たまたまその足に体重が乗っていたとみえてガクッと大きく傾いたのです。これも不思議といえば不思議。・・・もっと有意義な発見はないものでしょうかね。たっく〜。