’07.9.12
やっと暑い夏から開放されたと思ったら、本格的な秋の前にお定まりの秋雨前線が活発に活動しています。
7月半ばから首を突っ込んだ主人の「セカンドライフ」も、早や2ヶ月が経過しました。その間に、雨の降らない35度以上の猛暑日の毎日、台風の上陸、大雨、自然界は確実に変わっていくのですが、主人の生活はこのところ一向に変わる気配がありません。
そして気が付けば9月、やっと私たちにも過ごしやすい季節となりました。早く主人も「セカンドライフ」の世界から抜け出して、現実の世界に戻って私たちの面倒を今までのように見てもらいたいものです。

そうはいっても、朝晩の散歩や遊びの相手は適当にやってくれますので、私は特段不自由を感じることはないのですが、サリーは主人が2階にいることが分かっていて自分らの傍にいないので、なんとなく落ち着きがなくお母さんを困らせています。
主人が2階からおりてくると、待ってましたとばかり靴を咥えて居間をデモンストレーション、一緒に外へ出ようという意思表示なんでしょう。可愛いものです。

こうして居間で主人が私の代わりに日記を書いていると、安心したようにソファーで横になっています。もっとも今日は朝から生憎の雨、家でじっとしているほかありません。
久しぶりに日記を書いているところをみると、「セカンドライフ」の生活も一段落したのでしょうか。ちょっぴり様子を聞いて見ました。

家のほうはいろいろ手を加えて、やっと落ち着いて家の中にいることができるようです。
犬のほうは何匹か作ったようですがみんな出来がわるく、人様に差し上げるような代物ではありません。そんなかなで、やっと日の目を見ることのできるような犬が2匹生まれたそうです。
一匹は人について歩く犬で、呼び戻しもちゃんとできます。もう一匹はあたりを自由に動き回る犬で、人の言うことを聞いて止まることもできますし呼び戻しもできます。
動き回る範囲も確率的にはある範囲から出て行かないような作りですが、ここはまだ駆け出しのブリーダが作出した犬のこと、、だんだん決まった範囲から逃げ出していくのはご愛嬌というものでしょう。
ただ放ったらかしにしていると、人様の迷惑になるので探し回って回収するのがこれまた大変なようです。

そんなような様子で、やっと「セカンドライフ」の世界に余裕を持って出入りすることができる気分になったようで、これからの過ごしやすい私たちラムとサリーの季節は、大いに私たちにもかまって欲しいものです。