’07.9.14
雨を待っていたかのように、裏の原っぱの雑草が元気を取り戻しました。
毎年梅雨明けから真夏に掛けて、原っぱの雑草は刈っても刈っても一週間もすれば元の背丈になってしまうのですが、今年は雨なしと猛暑ですっかり元気をなくしていました。
背丈は伸びない代わりにびっしりと根を張った雑草は、弾力があって厚い草の絨毯の上を歩いているようです。
そんな雑草もこのところの雨で本来の繁殖力を取り戻し、いっきに背丈が伸び主人の草刈機の登場となりました。
いつもはところどころに土が現れて、草刈機も土煙を巻き上げているのですが、密度濃く生えたヒメシバも5cmカットでなかなか踏み心地のいい 原っぱになりました。

散歩の途中に見る田圃も、どれもほとんど稲刈りが終わっています。
台風前に稲刈りをしたところと、稲刈り直前に台風に見舞われた稲は収穫にも結構影響がでたことでしょう。
素人目には今年の稲は全体に暑さが幸いして、例年になく豊作と思われるのですが実体はどんなものでしょうか。そういえば、もうモズの声を聞きました。

我が家の庭のもちの木も、昨年と打って変わって実が沢山なっています。こちらの方の実りはどうも隔年のような傾向です。
これから徐々に赤みが出てきて真っ赤に実る頃は、ヒヨドリが何処からともなくやってきてお正月前には食べつくしてしまいます。
常緑のもちの木の濃い緑に、小さな真っ赤な実は実にマッチして、クリスマスまでもてばまことに雰囲気のある風情になるのですが。

久々の原っぱの雑草刈りを終え、庭のベンチで休んでいて忘れていた自然の移り変わりを実感した次第です。