’00.9.24

やきもちをやくと言いますが、わたし達の世界でもやきもちをやくということは結構あるんです。今日ははしたなくも、そのやきもちをやいてしまったのであります。

久しぶりに、下の兄さんのお子さんがやって来ました。見るたびに知恵がついて、理解力はわたしを超えてしまったことは、残念ながら見とめざるを得ません。この10月で2歳になるそうです。

事の起こりは、主人に抱かれて庭に出てきたことです。わたしはお子さんが好きですし、お子さんもわたしのことを「ワンワン、ワンワン」といってかまってくれます。
いつまで経っても主人に抱かれているので、わたしは庭の端に行って伏せの状態で様子を見ることにしました。それを見て主人もやっとお子さんを庭に下ろし、ベンチに向かって歩き始めました。
すかさずわたしは主人に近づき、一緒にベンチ乗ろうとした時、お子さんも主人のそばに行ってベンチに乗せろとせがんだのです。わたしは主人とお子さんの中に割って入り、はずみでお子さんを倒してしまいました。さあ大変。お子さんは火がついたように泣き出したのであります。

主人はわたしに伏せのコマンドを出し、その状態で待つように手で待ての指示をしました。そしてお子さんを抱いて、わたしの所に来ました。「ラムにいい子、いい子してごらん。」そういってお子さんの手を取り、わたしを撫でてくれました。わたしはお返しに、お子さんの手をなめてやりました。お子さんは泣き止んで手を引っ込めましたが、またそっと手を出しわたしを撫でてくれたのであります。

わたしと主人の関係、お子さんと主人の関係・・・わたしには良く分かりませんが、ただ主人はわたしの主人です。こんな気持ちを妬きもちというのでしょうか。複雑な気持ちです。