’00.11.5

久しぶりにお日様を見たように思います。庭で長いこと日光浴をしました。そして散歩です。主人の足取りもいつになく速いようです。天気がいいと、気分まで違ってきますね。

エエ?、こんな道行くの。散歩するコースは大体決まっています。三つくらいのバリエーションがあるんですが、今日は行ったことのない道です。そんな時は決まって主人の顔を見上げます。
主人もちょっぴり笑い顔でわたしを見ます。どうだっていってるみたいで、いやですね〜。

そら、言わんこっちゃ〜ない(これ方言?)、わたしのあまり好きでないワンちゃんのオジさんが向こうからやって来るではありませんか。
このオジさんちには黒いワンちゃんが4匹います。お母さん、娘、娘の子2匹、つごう4匹が道路に面した犬舎に住んでいて、わたしを見ると必ず吠えるんです。いつも2匹づつ連れて散歩してるので、遭遇するとやっかいなことに・・・。

「新しいワンちゃんですか?」 
「ええ、マンションで飼ってた犬なんですが、引っ越すんで保健所に持って行くって言うんでうちで引き取ったんです。オスなんですが、犬舎に一緒に入れてやると4匹して攻撃するもんで困ってます。マンション暮らしが永いんで、家の中に入りたがるんですよ。」
「ご苦労さんです。」

連れていたのが黒のワンちゃんでなくって良かった。ワンちゃんは吠えるけど、あのオジさんはいい人なんだ。そんなことを思いながら、いつしかいつも通る散歩道に戻ってきました。
あまり気が付かなかったけれど、ヒヨドリの声がやけに多く聞こえるようになりました。民家に下りてくるようになると、秋も深まったということでしょう。
ヒヨドリさん、言っておきますが今年のうちのもちの木の実は少ないよ。早いもの勝ちですよ。