’00.11.26

きのう食べたもちの木の実、おなかの調子はすこぶる高調、食べた分だけ得をしたような感じです。だってヒヨドリが来て食べるぐらいだから、なんともないに決まっていると思うんですが。
今日も主人は庭に出てきて、なにやらはじめたみたいです。庭の出入り口の脇に小さな花壇があるんですが、花壇の土をしゃべるで掘り返しています。今ごろなにを植えようというのでしょうか。

「ちょっと時期が遅くなったけれど、旨く咲いてくれるといいがナ・・・」主人はボソボソ言いながら、チューリップの球根を植えているようです。さっそくわたしもお手伝いをせねば。
「こら、ラム・・・球根なんか食べると死んじゃうぞ!まったくなんでも食べちゃうんだから」せっかく口に入れかけたものを、主人の一喝ではきだしてしまいました。まったくほしいことをしたもんです。

花壇には20個ほどの球根が植えられました、春が楽しみです。土を一通りならしてから、如雨露に水を入れ土の上から掛けておしまいです。上手く出来ました。
そのあいだわたしも水汲みや後片付けで、主人のうしろに付いて行ったり来たりしました。お手伝いは気持ちのいいもんですネ。

花壇の向こうには、水仙がずいぶん葉を伸ばしています。主人は水仙の蕾が出てないか調べ始めました。わたしも一緒に調べなくてはと、花壇を踏みつけて主人の所へ行きました。土が柔らかくズボッ、ズボッと何回か足を取られましたが、やっと主人の所へ行けました。
「ラム!、あああ〜せっかく土をならしてきれいにしたものを、しょうがない子だな〜おまえは。」花壇に足跡がめり込んだように付いています。ちょっとまずかったかな。

またまた主人はブツブツ言いながら、水を掛けては土をならし始めました。わたしは反省を込めて今度は端っこの方で様子を見る事にしました。それにしても、お手伝いって難しいもんですね。