’00.1.27

今朝は我慢しきれず小さな声で鳴いてしまいました。時間は、いつも起きる時間より1時間半ほど経っています。庭に出してもらうと、わ〜雪が降ってる、もう結構積もってるではありませんか。しばらく用を足すのも忘れ眺めていました。こんな雪を見るのは初めてかもしれません。

「ラム、行くか」 わ〜い、散歩に行けるんだ。主人はいつもの散歩と勝手が違って、合羽だとか長靴だとか色々準備をしてますが、わたしは待ち遠しくってたまりません。
つい先走って玄関を先に出てやり直し、庭の扉を先に出てやり直し。今日ぐらいはいいでしょ、と思うのですが「ゆっくり!」 とか言われて、はやる気持ちを押さえて道に出ました。
10センチくらいは積もっているでしょうか、路地はだれも通ってないと見え、雪には何の痕跡もありません。まっさらな雪にはわたしと主人の足跡だけが付いていきます。今日の散歩はどこへ行くのか、とにかくうれしくて前へ前へと急ぐものですから、「ゆっくり」とまた主人からチェックが入りました。

裏の空き地にやって来ました。一面の銀世界。雪国の友達はな〜んだと言われるでしょうが、わたしにははじめて見るこんなに積もった雪、うれしくてうれしくて。
主人がリードを離してくれました。それ、わたしは一目散に雪の原っぱを駈け出しました。うれしい、うれしい。うれしい、うれしい。そんな掛け声が出るような気持ちで、原っぱを掛けまわりました。
正直このところの天気で外に出る機会が少なかったこともあり、ちょっぴりエネルギーの発散が不足気味でしたので、ここぞとばかり爆発したような感じでした。

ひとしきり遊んだ後、よこなぐりの雪がまた強くなりました。「ラム、帰るか」。久しぶりの運動でなんだか気持ちもスカッとした感じです。帰り道は新しい雪の感触を確かめながら、鼻につく雪をなめながら家に帰りました。
後でお母さんに教えてもらった話しですが、帰ってからのわたしのお昼寝は、それはそれは大いびきだったらしいのです。おお恥ずかし。