’01.3.18

朝の雨も上がり、昼からはまったくの春の陽気になりました。庭に出て日向ぼっこをしていると、「今年はもちの木も沢山実を持ちそうだ」 主人のすっとんきょうな声がします。
たしかに去年は実が少なくて、あっという間にヒヨドリさんが食べてしまいました。ことしはたっぷりの花が咲くのでしょう。「ラム、散歩に行くか」

道路に出たとたん、ぷーんと沈丁花の香り。見渡すとつい最近まで蕾だった花が、満開に近いほど一杯に咲いています。梅はもうどの木も花を木全体につけています。
その横にはもくれんが大きな蕾を膨らませて、はちきれんばかりにしています。いよいよ本格的な春到来です。

きょうも花見川をやり過ごして、検見川方面にやって来ました。路地のような道から、、歩く人が小さくなって通る車の往来の激しい大きな道、年度末恒例の工事中の道路、わたしたちのように道の端っこを通るものにとっては、大変歩きずらい道ばかりです。
気温は20度近く上がったんではないでしょうか、ちょっと歩くと口を大きく開けて息使いも荒くなります。こんなときにはいつも痩せなくてはと思いますが、終わればころっと忘れてしまいます。

散歩も終わりに近づいて、大きな公園で一休みです。ベンチに腰掛けた主人の横で、伏せをして休みます。主人は伏せ、待てと言ったきり知らん振り。
5分を経過したころそっと主人の顔を伺いますが、あらぬ方角を見たっきり。それに大きなマスクをしているので、イマイチ表情がはっきりしません。ついあくびが出て、待ての緊張も限界に近づきつつあります。
そのとき主人がまた待てと言って立ち上がり、いきなり駈け出しました。わたしは何事かと思って、主人の後を追って駈け出したのですが後の祭、あんのじょう主人のお小言です。

その中での話しとして、なんでもワンちゃんが同伴出来るお店が近くにできるようです。そこでは主人達が食事をするあいだ、テーブルの下でじっと待っていなくてはならないそうです。わたしにそんなことができるかどうか心配で、これからいろんなチャンスをつかまえては試して見るんだと張り切ってます。
そんなのって、生活習慣の一つでしょうからいきなりって言われてもと思うんですが、楽しみでもありちょっぴり心配です。あ〜あ、また課題が一つ増えちゃったな〜。