’01.3.24

桜も一気に咲き出すような暖かい1日です。庭に出ていても、日陰を探して回るような日差しです。
こうして日陰で空を見上げても、こずえを見渡しても、地面を眺めても鳥さん達が随分と賑やかになってきました。この時期大体ペアで飛んで回っているようですが、まだお嫁さんを巡って争奪戦を繰り広げているスズメさんも見うけられます。そのうるさいことといったら、まさに上に下への大騒ぎです。

散歩の時見かける目白さんは、小さくすばしっこくてあまり目にとまりませんがなかなかの根性です。ペアで梅の蜜を吸っている所に他の目白さんがやって来ると、オスらしきほうがあっという間に追っ払うのを見ると、木にもテリトリーがあるのかもしれません。
その点うぐいすさんの姿はなかなか見掛けませんが、もうきれいな声で鳴いています。鳴きかたの上手いのもいれば危なっかしいのもいたりして、結構面白いです。今の時期お嫁さんを募集しているのでしょうか。

この小さな庭にもヒヨドリさんがよく来ます。もちの実が成っている時に来るのは、実を食べるために来るので分かりますが、冬でもそして今の時期でもやってきます。
決まってペアでやって来るところを見ると、来るヒヨドリさんはいつも同じペアなんでしょう。そして庭のもちの木はこのペアのテリトリで、今年の実の成り具合なんかを調べているのかもしれません。きっとこんな木を何本か持ってて、食料の確保をしているに違いありません。

そんなことを考えながら裏の原っぱを眺めていたら、ツバメさんの鳴く声がしました。もうツバメさんが来たのかなと空を見上げましたが、その気配はありません。
また同じような鳴き声がしたのでよく見ると、草原の上をムクドリさんが鳴きながら食べ物を探していました。ヒヨドリさんと同じように、ムクドリさんも何種類かの鳴き方で会話をしているようですが、ほんとにつばめさんと同じような鳴き方もするものです。

こうして大空を自由に飛んで食べ物を探して回るのがいいのか、わたしのように自由はないですが食べ物には苦労しないのがいいのか・・・ああ、また睡魔が襲ってきました。