’01.7.4

「わ〜、随分毛が抜けるな。アンダーコートは大体取れたようで、今度は少し太目の毛が抜けるようになったな。換毛の時期だからしょうがないか。それにしても今年は多いな。」
綿毛のようなアンダーコートは櫛をすいて大体取れたようですが、今度は少し太いしっかりした毛が抜けています。体を手で撫でてもらうだけでも、お尻の方に毛玉が出来ます。いささか5才と言う年齢にも関係しているのでしょうか、それにしても今年は特に多いように思います。

連日の猛暑で、ゲージにいるよりもひんやりとした玄関のタイルのたたきの方が気持ちよくって、お昼はたたきで休むようにしています。そんなこともあって、たたきにもうっすらと抜けた毛が積もっています。
たたきに積もった毛は掃除機で吸い取ってもらっていますが、幸いなことに掃除機が傍で唸っていても平気で寝ていることが出来ます。今日も主人が掃除機でたたきの毛を吸い取っています。
「そうか、この手があるな。」そう言って、主人は毛を吸い取るのを止め、玄関の上がりかまちに腰掛けました。

「ラム、来い」 わたしを膝の前に座らせ、掃除機をまわし始めるといっしょに、わたしの背中を掻きまわし始めました。「これは効率がいいや」
背中を掻くと抜けた毛が表にでてきますが、その毛を掃除機で吸取ろうと言う訳です。毛は面白いように掃除機に吸取られて行きます。「これは楽だ」

そんな訳で思いっきり主人に背中を掻いてもらいながら、片っ端から抜けた毛を掃除機で吸取って行くという方法で抜け毛処理をしてもらいました。
掃除機の唸る音は余り気になりませんが、ときどきキュ〜といって吸い口が体にくっついてくるのには、いささか閉口しました。この時期、皆さんの抜け毛処理はどうされていますか〜?。